いきさつ

焼き鳥屋の夜

今回からは、ここまでの話の流れを時系列に沿って紹介していくことにしましょう。

前回までの話で、「服屋なんてどうよ?」なんて思いだしたのが2010年夏ごろ
ビジネスモデルをかなり真剣に考え出したのがその年の秋ごろということになります。

そこで具体的に動き始めるために、まずは親しくしている市内某服屋店長坪川氏に連絡をとります。「メシ食いに行けへん?ちょっと相談というか教えて欲しいコトとかあんねんけど」。普段から服について、お店について、それ以外にもいろいろな話をしているので、違和感はありません。

彼の仕事が終わるのに合わせて、近くの店に入ります。
飲み物を注文するやいなや、「いや実は服屋しよかと思ってんねんけどどうかな?」案の定ひっくり返る坪川氏(笑)私は苦笑いでウーロン茶に口をつけます。

まずはいきさつやら思いの丈やらをぶつけつつ、私はゴマドレのささ身サラダを食らいます。
坪川氏はへーとかほーとかまじですかとか言いながら、基本的には「良いじゃないですか」と。

そこでさらに具体的なビジネスモデルなど説明しつつ、私は田楽の味噌焼きを食らいます。
問題と思われるところや疑問などを挟みつつ、アドバイス的にいろいろな話をしてくれる坪川氏。

そして何より重要な、商売をするにあたり、仕入れや経費といったお金にまつわる概要を聞き出しつつ、私は焼き鳥盛りの砂ズリを食らいます。
そのひとつひとつに丁寧に応え、教えてくれる坪川氏。

予想していた金額との差を頭の中で補正し、やっていけるかどうかの計算を必死でやりながら、私は牛肉のオイスター炒めを食らいます。

どうにかやっていけそうかもとの手応えを感じる私に、「大丈夫すか?」「ホンマにやるんすか?」と何度も念を押す坪川氏。

「うん。一応今のところは何とかなりそうやから、もうちょっといろんなコト調べてからやけど、とりあえずやる方向で動いてみる」と応じながら、私は梅茶漬けを食らいます。

なんせお店を持つどころか、今まで一枚として服を売ったことすらない身。「仕入れて売る」くらいのことは分かりますが、モノの流れやお金の流れ、その量など分からないことだらけです。
そんな状況で坪川氏にいろいろと聞かせて貰えた情報は本当に貴重なものでした。この後も何かにつけ疑問や問題が生じるたびに連絡を取らせてもらい、そのつど相談に応じてもらっています。坪川氏の協力がなければ、とてもここ(現時点)まで辿りつけなかったことでしょう。この場を借りて改めてお礼申し上げます!
ちなみにこのあともこんな「いなければ辿り付けなかった」人が続々と現れます(!)が、それはまた別のお話。順にご紹介致しますので、お楽しみに!(笑)

そしてシメの柚子シャーベットを食らう頃には、「できそう」というある意味根拠のない確信と、なんだか訳のわからない高揚感に包まれていたのを覚えています。

坪川氏にお礼を言いつつ別れた後に、早速テナントの下見に回ろうと決意したのでありました。

ひょんなことから男物のカジュアル専門店を始めてみようと思い立った男。どうせやるなら地元小阪の菱屋西でと決意する。 好きなものは、マンガ・推理小説・自作パソコン・写真・バスケ・サッカー。 詳しくはこちらをご覧下さい。 はじめまして。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です